9月15日、郡山市制施行80周年を記念して
開成山公園野外音楽堂で、薪能が開催されました。

入口には、篝火が焚かれています。
舞台は、こんな感じに設えられていました。
大神宮から、御神火が到着。
客席は、大勢の観客で一杯です。
火入れの儀で、市長が篝火に点火しています。
反対側では、実行委員会の会長が点火しました。

いよいよ開演です。

先ずは、観世流征鵬会による仕舞「高砂」。
続いて、郡山宝生連合会による仕舞「羽衣」です。
どちらも、郡山の人達が地謡として、沢山出演していました。


次は、狂言「素袍落」です。
シテの太郎冠者を山本東次郎師、アド(主)を山本則重師、
アド(伯父)を山本則俊師が、演じられました。
太郎冠者が主の使いで伯父の家へ行き、
勧められるままに酒を飲んで酔っていく様、
主に内緒で餞別に貰った素袍を落としてしまい
慌てふためく様が、とても面白く演じられました。


15分の休憩を挟んで、能「船弁慶」が始まりました。

静御前と知盛は、梅若六郎師の二役、弁慶は宝生閑師、義経は角当直隆師です。

地謡、大鼓、小鼓、太鼓、笛の奏者が登場して、いよいよ「舟弁慶」が、始まります。 静御前は京へ戻るように言い含められ、惜別の心を秘めて、舞います。
静かな所作の中に、万感の想いが込められているのが伝わってきます。
義経と弁慶、従者達は舟に乗って、大物の浦へ漕ぎ出します。 突然海が荒れて、平知盛の怨霊が現れます。
弁慶の折伏と義経の刀に負けて、怨霊は退散します。

2時間少々の間でしたが、よい天気に恵まれて(少し寒かった!)、
素晴らしい時間を過ごすことが出来ました。