術 後6ヶ月 目

 手術を受けてから、半年になろうとしている。主治医のY-先生から「半年になるので、検査をしましょう」と言われて、2月8日に腹部CT検査を受けることになった。
 午前10時からの検査だったが、当日朝は絶食で水分も不可、ついでに骨盤部も撮影するので8時以後は排尿せずに貯めておくようにと、予約係の看護師さんから注意された。
 退院してから朝食を抜くのは初めてだったので、低血糖を起こすのではないかと不安だった。ところが、低血糖よりも排尿を我慢することのほうが、はるかに辛かった。出たくなるのを我慢していると、漏れてしまいそうになる。そこをこらえて、我慢・我慢・我慢・・・
(-。-;)
 
検査が終わって排尿したときの気分のよいこと・・・アァ〜、すっきりしたぁ (^_^)v

 1週間後に、Y-先生から結果説明があった。肝転移やリンパ節の腫大もなく、血液検査でも腫瘍マーカーの上昇などの所見もなかった。ただ、術後胆嚢炎の影響か、肝内の胆管が拡張していて、血液検査でも軽度の肝機能障害が認められた。胃切除後によく起こる貧血もなかったので、この程度ならば良しとしなければならないだろう。
 とりあえずは、再発の兆候はないので一安心といったところだろうか。



2月25日、開成山公園で
もう半年が過ぎたのか」という思いと、「まだ半年しか経っていないのか」という気持ちが、複雑に絡み合っている。
 食べられる量は増えてきたが、食べ物の種類はさほど増えていない。体力的にも元気な頃の半分程度の回復だろうか。それと、時々
胸焼けダンピング症状などが起こるし、いつか食べ物がつかえて腸閉塞になりはしないかと言う不安が、いつも頭の隅に引っ掛かっていることなども、「やっと半年」と言う気持ちに繋がっているのだろう。

 外科医として沢山の患者さんに同じ手術をしてきたのだが、患者さんの一人一人が同じ気持ちを抱いてきたのだと思うと、もっともっと患者さんの気持ちに添ったお話が出来たのではないかと、遅まきながら反省している。

 もう少し暖かくなったら、体力回復を目指して、以前のように起き抜けに散歩に出掛けようかと考えている。どこまで戻れるかは、自分の心掛け次第なのだろう。
 8月の一周年を目指して、もう一頑張り・・・かな。