合 併 症

 9月2日(術後10日目)、孫一家4人がお揃いで見舞いに来てくれた。ちょっと落ち込んでいた気持ちが、一遍に明るくなったような気がした。
 孫パワーは、絶大なものがある (^o^)
 食事も、五分粥から全粥になって、多少は歯ごたえのあるものが食べられるようになった。

 9月3日には、埼玉や新潟から遠路はるばる、私の弟達夫婦とカミサンの弟夫婦が揃って見舞いに来てくれた。
 何よりも嬉しかったのは、私を外科医に育ててくださった警察病院時代の恩師、S先生が来てくださったことである。先生が病室に入ってこられた時は、思わず「エーッ」と声を上げてしまった。カミサンも驚いたようで、「まあ」と言ったきり、呆然としていた。

 そんなこんなで、午前中一杯はほとんど起きて話をしていたので、疲れたためか昼は全く食欲がなく、何も口にしなかった。
 カミサンは4日・5日と、かねてから準備していた「子供のためのお話の研修会」があるために、早めに帰宅した。
 3時過ぎになって、右上腹部が少しずつ痛み始めた。鎮痛剤の点滴をしてもらうと幾分か楽になるのだが、時間が経つと前よりも強い痛みが襲ってくる。鎮痛剤を追加してもらっても痛みは強くなるばかりで、夕食も全然食べられなかった。
 本当に運がいいことに、当直がW先生(肝・胆道系が得意)だったので、超音波検査をしてもらったところ、胆嚢がパンパンに脹っていた。術後の急性胆嚢炎だった。胃の手術後には時々起こる合併症だが、まさか我が身に起こるとは思ってもいなかった (*o*)
 日曜日にも拘わらず、主治医のY先生も駆けつけてくれて、W先生と相談の結果、胆嚢に針を刺して、内容を吸引することになった。
 帰宅していたカミサンも呼び出されて、10時過ぎにレントゲン透視下に胆嚢穿刺を受けた。吸引した内容は150mlくらいと聞いたが、それでも正常の胆嚢の5倍くらいの量である。痛かったはずだ (・o・)
 その後は鎮痛剤もよく効いて、朝までグッスリと寝てしまった。

 9月4日、朝6時前に目を覚ましたが、痛みはほとんどなく、前日とは比べものにならないくらい良い気分だった。
 再び絶食となり、抗生物質の点滴が再開されたが、痛みが来る様子は全くない。
 カミサンは「お話の研修会」は欠席するつもりだったようだが、大丈夫だからと話して出掛けてもらった。結局、夕方まで鎮痛剤も使わずに済んだ。