術 後 満 2 年 が 過 ぎ ま し た 。

 8月に入ってこのページを書き始めたのですが、愚痴っぽくなってしまい、UPするのを躊躇っていました。
 けれども、患者の経過報告としては、こんな状況にあることも書いておくべきではないかと思い至りました。
 「そんな愚痴は、聞いてられないよ」と思われる方は、どうぞ読み飛ばして下さい。

 8月23日で、胃全摘をしてから満2年が過ぎました。
 この1年間は、引っ越しがあったりして、環境の変化に着いていくだけで精一杯だったような気がします。
 手術直後には、2年もすれば人並みの生活に戻れると考えていたのですが、なかなかそう簡単にはいかないようです。確かに去年の今頃と比べると術後の障害は減ってきていますが、正常の状態と言うには程遠い感じがします。
 現在の悩みを列挙してみると

  1)1度に食べられる量が増えない。
  
2)食べ物の種類が限定される。
  
3)従って体重が増えず、体力の回復も思うようにいかない。
  
4)腸にガスが溜まると、苦しくなってしまう。
  
5)気持ちが前向きにならず、引っ込み思案になってしまう。

 こんなところでしょうか。

 1)に関しては去年とほとんど同じ位の量で、体重が増えない一番の原因だと思います。
 2)3)についても同様なのですが、食べられないと言うよりも、食べて何かあったら怖いと言う気持ちが先に立ってしまうからのようです。
 従ってスタミナ不足になってしまい、運動だけではなく、本を読んだりPCに向かっていたりしても、すぐに疲れてしまいます。これが
5)の「気持ちが前向きにならない」ことの大きな原因でもあります。
 
4)は、午前中はさほどではないのですが、午後になると苦しくなってきます。ガスの匂いもちょっときついので、所構わず出すと言うわけにも行かず、トイレに飛び込むことになってしまいます。こんな状況だと、どうしても外出するのが億劫になってしまいますね。
 逆流性食道炎による胸焼けは相変わらずですが、食事中につかえて苦しくなることは、かなり少なくなりました。また、ダンピングによる低血糖発作も、以前よりは減っているようです。

別所沼の彼岸花(9月21日)
 こうして考えてみると、術後1年目よりは明らかに回復しているんですよね。
 2年目の胸・腹部CT検査にも異常はなく、悲観的になることはないように思うのですが、気持ちが前向きになるように切り替えるのは、なかなか難しいようです。
 去年の今頃は引っ越したばかりで、環境の変化に着いていくのに精一杯でした。それと、様々な手続きなどに追われていたために、体調について考える余裕もなかったんでしょうね。
 引っ越してから1年が過ぎて、新しい家や孫たちとの生活にも慣れてきて色々なことを考えるようになって、仕事を離れたらカミサンと旅行をしたいとか、あれをしたい、これもしたいと思っていたことが出来ないので、なんとなくブルーな気分になってしまいます。
 自分が手術した患者さんに聞いてみると、「3年過ぎたら、元通りになりますよ」と言う人が多いですね。
 これからの1年でどの位回復するのか楽しみでもあり、ちょっと不安な気もします。
 来年は、どんなご報告が出来るのでしょうか。