第1回(2月20日アップ・ロード)


ホスピスって、どんな所?


 ちょっと真面目な話になりますが、興味のある方はお読み下さい。


 ホスピスは最近よく話題になっているので、一度は耳にされたことがあると思います。 「ホスピスって、どんな所?」と聞くと、ほとんどの人から「がんの末期の患者さんが最期になって入院するところ」という答えが返ってきます。

 確かに "がん" や "エイズ" の末期の患者さんが入院しているので、大部分の方はホスピスで亡くなるのですが、ホスピスはそうした人々が死を迎えるための場所ではありません。

 ホスピスは、"がん" や "エイズ" の末期の人達が、残された時間を快適に、そして有効に過ごせるようにサポートする所なんです。 勿論無理な延命治療はしませんし、患者さんの望まないことは絶対にしないのが基本です。

 数年前に、山崎章朗さんの書かれた「病院で死ぬということ」を原作とした映画が公開されたので、ご覧になった方もいらっしゃると思います。 あの映画では、病院で死ぬことの悲惨さがめだってしまい、ホスピスそのものの印象は薄かったようでした。 山崎先生は、現在は桜町病院のホスピス長として活躍されており、何冊も本を書かれておられるので、ご存じの方も多いと思いますが、まだお読みになっていない方は是非一度お読みになってみて下さい。(山崎先生から宣伝料ををもらっているわけではありません。念のため (^_^)


 ホスピスの話をしていくには、避けて通れないことがあります。それは、病名の告知(この言葉は嫌いなのですが…)の問題です。

 次回は、「本当のことを話す」ことについてお話ししたいと考えています。