第6回(9月6日 アップロード)


お待ちかね、マリリン・モンローの登場です!!

七年目の浮気(`55年製作)

監督:ビリー・ワイルダー
音楽:アルフレッド・ニューマン
撮影:ミルトン・クライスナー
出演:マリリン・モンロー、 トム・イーウェル、
   イブリン・キース、 オスカー・ホモルカ、


あらすじ

七年目の浮気 暑いニューヨークの夏、出版社に勤めるリチャード(トム・イーウェル)は休暇が取れないので、妻のへレン(イブリン・キース)と息子のリッキーの二人を避暑地に送り出して、一人だけニューヨークに残った。
 独身生活を楽しもうと思っているところへ、アパートの上の階にブロンド美女(最後まで名前が出てきません!)が越してきた。
 なんとか彼女をものにしたいと思うのだが、小心者のリチャードは想像をたくましくするばかりで、なかなか一線を越えられない。
 一杯飲まないかと誘ったり、映画(これが「アマゾンの半魚人」なんですねー)を見に行ったりするんだけれど、すったもんだのあげくに、結局は何事もなく妻の元へ出かけてしまう。


モンローって、可愛いですよね!!

 マリリン・モンローの映画は沢山ありますが、夏なのでこの映画を取り上げてみました。

 マリリン・モンローは「ナイアガラ」でモンロー・ウォークを披露して、アメリカ映画のセックス・シンボルとして一躍スターダムにのし上がった感じがありますが、その前から、「アスファルト・ジャングル」、「イヴの総て」、初主演の「ノックは無用」などで、素晴らしい演技を披露していました。

 どちらかというと、シリアスな役柄が多かったのですが、「ナイアガラ」の後から「紳士は金髪がお好き」、「百万長者と結婚する方法」、「ショウほど素敵な商売はない」などのミュージカル映画にも出演し、歌やダンスと共にコミカルな演技も披露しました。
 「バス・ストップ」での、ちょっと影のある役も良かったですね。

マリリン・モンロー この有名なシーンの撮影は、真夜中に、ニューヨークのレキシントン・アベニューのトランス・ラックス劇場前で行われたそうですが、2000人を越す観衆のために雑音が多くて、結局はスタジオのセットで撮り直したそうです。

 しかも、結婚したばかりのN.Y.ヤンキースの大打者ジョー・ディマジオが焼き餅をやいて、離婚のきっかけとなってしまったそうですから、皮肉なもんですね。

 この頃は、アメリカでもまだエアコンが普及していなかったようで、リチャードの部屋にエアコンがあることが重要なモチーフになっています。
 また、暑いために冷蔵庫で下着を冷やしておくなどと言う台詞も、ちょっとした味付けになっています。

 ビリー・ワイルダーは名監督ですが、こうしたコミカルな作品もいいですね。

 そういえば、こんちゃんの好きな「お熱いのがお好き」もビリー・ワイルダーですね。この中では、女装したジャック・レモンとトニー・カーティスが笑わせてくれますが、モンローもとても可愛かったですね。
 ハスキーな声で歌う" I Wont Be Loved By You " には、しびれました。

 女装したジャック・レモンに恋をしてしまう大富豪役の大口のジョウ・E・ブラウンにも笑わされました。
 ボートの上で結婚を申し込まれたジャック・レモンが、断ろうとしてカツラをとって「実は男なんだ!」と叫びますが、平然として「完全な人間はいない」と言うラストでは、大笑いでした。

 話が逸れてしまいました。その他にもワイルダーの作品には、「失われた週末」、「サンセット大通り」、「第十七捕虜収容所」、「麗しのサブリナ」、「昼下がりの情事」、「アパートの鍵貸します」、「情婦」など、何度でも見直したい映画があります。

 トム・イーウェルは、この映画ではいい持ち味を出していて、この年のゴールデン・グローブ賞のコメディ・ミュージカル部門の男優賞をとっています。他の作品では、「ステート・フェア」や、ジェーン・マンスフィールドと共演した「女はそれを我慢できない」などがありますが、あまり印象に残っていません。(ごめんなさい。)