第8回 (`99年11月24日 アップロード)


ディズニーの最初の長編アニメ「白雪姫」です。

白雪姫 (制作:`37年、日本初公開:`50年)

製作:ウォルト・ディズニー
監督:デヴィッド・ハンド
作画:ケン・アンダーソン、トム・コドリック、ヒュー・ヘネシー、
   サミュエル・アームストロング、クロード・コーツ、マール・コックス、
音楽:フランク・チャーチル、リー・ハーリーン、ポール・J・スミス
声の出演:アドリアナ・キャセロッティ(白雪姫)、 ハリー・ストックウェル(王子)、
     ルシール・ラ・バーン(魔女)、スコット・マトロウ、
     ロイ・アトウェル、ピント・コルヴィグ、ホーティス・ハーラン、
     ビリー・ギルバート、


あらすじ

白雪姫-1 白雪姫の母上が亡くなって、新しい女王がお城に来ました。
 ところが、この女王は魔女だったのです。

 女王は、毎朝鏡に向かって「世界中で一番美しいのは誰だい」と聞くのが習慣でした。

 ところがある日鏡に聞くと、鏡は「それは白雪姫です」と答えたのです。
 女王は怒って、家来に白雪姫を殺してしまうよう命じました。

 家来は姫を森の中へ連れだして殺そうとしたのですが、可哀相で殺せません。
そこで鹿を殺してその心臓を取り、お城に持って帰って女王に白雪姫を殺したと告げました。

 女王の手を逃れた白雪姫は、森の中をさまよっている内に、七人のこびと達の家に辿り着きました。

白雪姫-2 姫が疲れ果てて眠っているところへ、こびと達が帰って来ました。こびと達は、姫と一緒に暮らすことにしました。

 一方女王は、鏡に聞いてみると、鏡は「一番美しいのは、白雪姫です」と答えたので、姫が生きていることを知りました。

 そこで再び姫を殺そうと、魔法を使って毒リンゴを作り、老婆の姿に化けて、リンゴを持って森へ出かけました。
 こびと達の留守を狙って姫に近づき、まんまと毒リンゴを食べさせてしまったのです。
 リンゴを食べた白雪姫は、すぐに息が詰まって倒れてしまいました。

 仕事から帰って倒れている姫を見つけたこびと達は嘆き悲しみ、姫をガラスのお棺に入れて見守りました。

 そこへ、白馬に乗った王子様が通りかかりました。
 ガラスのお棺に入った白雪姫のあまりの美しさに、王子は、思わず口づけをしました。すると姫ののどに詰まった毒リンゴが飛び出し、姫は生き返りました。

 こうして、白雪姫と王子様は結ばれました。

 めでたし、めでたし。


長編アニメの原点

 長々と、お話を書いてしまいました。

 白雪姫(Snow White And The Seven Dwarfs)は、ウォルト・ディズニーの最初の長編アニメで、1937年(こんちゃんの生まれた年!)に製作されました。
 ミッキー・マウスが世界初のトーキーアニメ「蒸気船ウィリー」でお目見えしたのが`28年ですから、それから9年後ですね。その間にも、初のカラー・アニメ「花と木」(`32年短編アニメ部門アカデミー賞)、「シリー・シンフォニー」シリーズ、初めてマルチプレイン・カメラを使った「風車小屋のシンフォニー」(`37年アニメ部門アカデミー賞)など、素晴らしい作品を創り出しました。
 こうして「白雪姫」が誕生する下地が形作られて行きました。

ポスター こんちゃんは日本初公開の時(中学1年)に観たのですが、それまでのアニメ(当時は漫画映画と呼んでいた!)とは全く違った美しさ、キャラクターの素晴らしさ、音楽と一体になった画面に感動しました。
 白雪姫の清楚で可愛い姿(最近のディズニー・アニメでは、この点がちょっと薄れているようですが…)、女王の美しいけれど居丈高な感じ、こびと達の個性を持った可愛らしさなど、それまでの漫画映画のイメージを、完全にひっくり返されました。

 また、ディズニー・アニメでは、音楽も超一流ですね。
白雪姫でも、こびと達の歌う「ハイホー」、姫の歌う「いつか王子様が」(ジャズのスタンダードにもなっています)や「歌とほほえみと」など、素晴らしいナンバーがいっぱいあります。

 この後の映画でも、ピノキオの中の「星に願いを」、南部の歌の「ディッパ・ディー・ドウ・ダー」、シンデレラの「ビビディ・バビディ・ブー」、ピーターパンの「君もとべるよ!」、わんわん物語の「ラ・ラ・ルー」や「シャムネコのうた」など、数え上げればきりがありません。
ディズニー・アニメと音楽とは、切っても切れない間柄なのですね。

 こんな訳で、すっかりディズニー・アニメの虜になってしまったこんちゃんは、新しい作品が公開される度に、映画館に駆けつけたものです。

 「ピノキオ」、「南部の歌」(アニメと実写の合成)、「シンデレラ」、「ピーターパン」、「ダンボ」、「わんわん物語」、「不思議の国のアリス」、「眠れる森の美女」など、など…。

 中でも忘れられないのは、「ファンタジア」です。
 ミッキーとレオポルド・ストコフスキーが共演することでも有名ですが、世界初のステレオ・サウンドには驚かされました。なにしろ1940年の作品ですからね。
この映画ついては、またの機会にお話したいと思っています。


 ということで白雪姫は終わり、めでたし、めでたし…なのですが、なんとなく中途半端でしたね (^_^;

 言い足りなかったことは、また改めてということに…。