第10回 (`00年6月3日 アップロード)


懐かしのターザンです。
ターザンの復讐(Tarzan and His Mate)
(1934年製作、日本公開:1934年)

監督:セドリック・ギボンズ
撮影:チャールズ・G・クラーク1世、クライド・デ・ヴィンナ、
音楽:ウィリアム・アクスト
出演:ジョニー・ワイズミューラー、 モーリン・オサリバン、
   ニール・ハミルトン、 ポール・キャバナー、
   フォレスター・ハーベイ、
原作:エドガー・ライス・バローズ


あらすじ

ターザンの復讐-ポスター 「ターザンの仲間は美しき英吉利乙女ジェーンと、大小の類人猿チタと数百頭の象群と類人猿群と河馬と・・・・・
 ターザンの敵は神聖な象の墓場の象牙とジェーンを覗ふ文明人と、獰猛な食人種と巨犀、大鰐、猛豹、数百頭の獅子群等・・・・・
 ジャングルに展開するターザン軍とその敵軍との一大闘争は、思はず手に汗を握らしむ!!」

 これは、日本公開当初の広告のコピーです。

 これだけで、後の説明は何もいりませんね (^^)

 と言うわけにもいかないので、簡単に・・・

 第1作の「類猿人ターザン」に続いて、ハリー・ホルト(ニール・ハミルトン)は象牙を求めて、探検隊を率いてアフリカに戻ってきた。 また、ジェーン(モーリン・オサリバン)をロンドンに連れ帰ることも、目的の一つだった。
 ジェーンに逢って、新しい衣装や化粧品を見せたが、ジェーンは帰る気にならなかった。
 ターザンは、彼らが象の墓場から象牙を略奪するのを許さなかったので、アーリントン(ポール・キャバナー)に撃たれてしまった。
 ジェーンは、ターザンが死んでしまったと思ってロンドンに帰ろうとするのだが、ターザンがチータとその仲間達の介抱を受けて助かっていたことを知らなかった。
 ジェーンと探検隊が野蛮な原住民の襲撃を受けた時、ターザンとその仲間達は・・・

 いよいよターザンの雄叫びと、象の群やチータ達の活躍が始まる・・・\(^o^)/


今も耳に残る、ターザンの雄叫び!!

 ターザンと言えば、何と言ってもジョニー・ワイズミューラーですよね。
 こんちゃん年代の人は、こんちゃんと同じく戦後に公開されたのをご覧になったのだと思います。
 こんちゃんが小学生の時に、学校で映画館に連れて行ってくれました。PTAの会長さんが、映画館を持っていらしたので、新しい作品が来るたびに見せてくたものです。

 「ユー ジェーン、ミー ターザン」と言う台詞は、学校中に流行りました。

 ジャングルの奥からターザンの「アー、アアー」と言う雄叫びが聞こえてくると、全員が拍手をしました。
 木から木へと蔦を使って飛び移ってくるターザンの姿は、英雄そのものでした。
 ターザンの呼び声に応じて集まってくる象の群、木の上で飛び跳ねるチータ、川の中で鰐と格闘するターザン・・・
 本当に手に汗を握りました。

 ジョニー・ワイズミューラー主演のターザンは、12本作られましたが、第2作の「ターザンの復讐」が一番良かったとのもっぱらの評判です。

 3枚目の写真は第4作の「ターザンの猛襲」(Tarzan Finds a Son)ですが、原題の通り、この作品からボーイがレギュラーになっています。

 もう一つの違いは、ジェーンの衣装がセパレートだったのに、ワンピースになっていることでしょうか。
 小学生の頃には、気付きませんでしたねぇ。(^_^;)

 ものの本によると、「ターザンの復讐」の中のジェーンの水泳場面で片方のバストが見えたということですが、これも気付きませんでした。(^_^;)

 ジョニー・ワイズミューラー(Johnny Weissmuller)は、1904年にルーマニアで生まれました(本人は、アメリカ生まれと言っていたそうです)。
 3歳の時にアメリカに移住しました。
 虚弱児だったのですが、ドクターの薦めで水泳を始めてから健康になり、シカゴ大学を卒業しました。
 1924年と`28年のオリンピックに水泳の自由形短距離の選手として出場し、5個の金メダルを獲得しています。

 その後で、B.V.D.の男性用下着や水着のモデルになり、全米の若い女性の憧れの的になったそうです。

 ターザンの第1作は、1932年の「類猿人ターザン」ですが、残念ながらこんちゃんは観ていません。
 こんちゃんが観たのは、第2作「ターザンの復讐」、第3作「ターザンの逆襲」、第4作「ターザンの猛襲」、第5作「ターザンの黄金」、第6作「ターザン紐育へ行く」、第7作「ターザンの凱歌」、第12作「ターザンの怒り」の7本だと思いますが、他にも観ているのかも知れません。

 ターザンの後は、アフリカの野生保護官を演じた「ジャングル・ジム」のシリーズ(13本)に出演しています。
 テレビのシリーズにもなったので、ご覧になった方も沢山いらっしゃるのではないでしょうか。

 キューバ革命の時にキューバでゴルフをしていて革命軍の兵士に囲まれたのですが、ターザンだと言うことが判って、安全な場所まで兵士達の護衛で送り届けられたという逸話が残っています。

 ターザンは、それほど世界中に愛されていたということですね。

 モーリン・オサリバン(Maureen O'Sullivan)は、「類猿人ターザン」から「ターザン紐育へ行く」までの6本に出演しています。
 その他にも「摩天楼の悲劇」(`31)、「影なき男」(`34)、「アンナ・カレニナ」(`35)、「マルクス一番乗り」(`37)、「反撃の銃弾」(`57)、「ハンナとその姉妹」(`86)、「ペギー・スーの結婚」(`86)など多数の出演作品がありますが、いずれも助演で、主演作品はありません。

 やはりジェーンのイメージが強烈だったのでしょうかね。

 原作者のエドガー・ライス・バローズは、ターザンや火星を舞台にした冒険活劇で一世を風靡したSF(と言っていいのかどうか判りませんが・・・)作家です。


 あとでビデオを見直したら、第1作の「類猿人ターザン」も見ていましたね。(^^)v

ワイズミュラー主演のターザン全作品を集めた DVD Box が
発売されたので、早速買ってしまいました (^_^ゞ